新型コロナウイルスによる経済不安の対策を求める京都大学学生有志

「新型コロナウイルスによる経済不安の対策を求める京都大学学生有志」のブログです。活動の報告や案内等を掲載していきます。

【活動報告】引き続き署名の呼び掛けを!! 二団体からのご後援をいただきました

みなさま、署名活動にご協力ありがとうございます。現在、350筆を超えました。GW明けには第二次集約の提出も予定されています。

学内での呼びかけやビラの配布ができない今、みなさま一人一人の呼び掛けが最大の武器になります。現在までにご署名いただいた方の53%が「友人・知人からの呼び掛け」で活動を知ったと答えてくれています。「家族から」も役5%で第3位につけています。家計を一にする家族等・学費負担者である保護者の方への呼び掛けもよろしくお願いします‼

 

【ご注意下さい】署名の際に、身分で「その他」を選択し、京都大学との関係性をご記入いただいていない方がおられます。身分は必須項目ですので、関係性を忘れずご記入いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

■ご賛同のお礼

本日、京都大学理学部学生自治会評議会さまからご賛同をいただきました。ありがとうございます!!

 また、学内メディアである京都大学新聞社さまからもご賛同をいただきました。ありがとうございます!!

www.kyoto-up.org

二団体とも、大学で集まることさえままならない中で、本活動への賛同を検討・ご決定いただきました。改めてお礼申し上げます。

引き続き、本活動にご賛同いただける団体(学内・学外)を募集しております。ご賛同いただける方は、本ブログやtwitterアカウントまでご連絡ください。

 

■メディア掲載:京都新聞5月2日朝刊

京都新聞5月2日朝刊の23面にご掲載いただきました。今後もメディア掲載の際には、こちらでも報告させていただきたいと思います。

 

■賛同のメッセージ

京都大学卒業生・法学部
卒業生として、できることはしたいとの思いから賛同いたしました。
 今般のコロナ禍を契機として、大学を巡る、学費、給与、研究費、資金調達といった様々な潜在的かつ構造的な問題が浮彫になったと感じております。また、私自身、日頃から寄附等を通じて大学を支えるという意識に乏しかったのではないかと反省しております。
 京都大学の学生の皆様、教員・研究者の皆様、そして職員の皆様におかれましては、不安な日々を過ごすことを余儀無くされているかと存じます。皆様に一日でも早く安心して生活を送ることのできる日々が戻ることを、そして、京都大学の各学部が連携し、一致してこの危機を乗り越えてくださることを、願ってやみません。

京都大学卒業生・理学部・理学研究科
学生が大学生活の利益を享受していないことに対して、大学として成し得るのは学生の経済不安を少しでも軽減することである。今後、「コロナ世代」として不利益を被りかねない学生たちとの一体感を醸成するためにも、大学が手を差し伸べるべきではないか。

京都大学卒業生・人間環境学研究科
先行きが見えず大変不安な日々が続きます。それでも、いつかまた元気に大学に通える日は必ず来るので、その時に備え、今は力を蓄えましょう。明るく活気あふれるキャンパスでまたお会いしましょう。

京都大学卒業生・法学部
改めてこれをきっかけに、政府には、アルバイトしなければ大学生活を維持できないような高学費と貧弱な奨学金制度について改めることを求める。

京都大学卒業生・法学部
大学自身が積極的に学生支援に乗り出すべきです!

京都大学学生・医学研究科人間健康科学専攻
授業等の処置以外にも、特に大学院生への援助が不十分と感じます。
研究室こちらは実質、教育を受けていないにも関わらず授業料をとられているこの状況に対し、適切な対応をお願い致します。

京都大学学生・経済学部
一刻も速い学費の一律減免や奨学金などの対応を求めます。図書館の閉館や利用制限など研究手段へのアクセスが制限され、また授業自体も受講環境の変化など含めて、大学側が従来提供してきた学習環境は保証されていません。その上でアルバイトの減少など生活に直結する大恐慌の波が押し寄せてきています。大学には学生の生活と学習環境を守るための行動を求めます。

京都大学学生・工学部電気電子工学科
国公立の中でもいくつかの大学が給付に向けて動いているそうです。京大の事務の動きの遅さが3月末目立ったので、ここは京大の底力を見せて、さらにその影響が他の全国の大学に広がっていくことを願います。

京都大学学生・文学部
僕自身は幸いバイトが遠隔で出来る類のもので、給付型奨学金もありますのでいつもより収入が1、2割減で済んでいますが、生活に大きな支障のでている人は確実にいると想像されます。そうした方を逐一調べるか自主的に報告させるよりも、学費の減額を速やかに行うのが最良の支援となるのではないでしょうか。

京都大学卒業生・文学部文学研究科
経済的な困窮によって京都大学の学生が退学しなければならないとしたら、それは日本と世界にとって大きな損失となるはずです。
日本は今アカデミズムを蔑ろにし続けたしっぺ返しを食っているのだから、経済回復後の予算を減らして大学に回してもバチはあたらないはず。

京都大学卒業生・工学部工業化学科
経済的にそれほど恵まれた学生ではありませんでしたが、無事卒業できました。しかしながら、親の経済状況によっては進学の道が絶たれてしまう可能性がありましたし、同じように経済状況で進学を諦めてしまう学生が生まれるのは忍びないです。是非学生のために行える行動をとって欲しいです。

京都大学卒業生・法学部
京都大学の優秀な学生が経済的事情で学業を諦めることは絶対にあってはならないし、そうなって欲しくありません。
どの大学もそうかもしれませんが、特に京都大学は学生あっての大学だと思います。
是非とも学生への支援をご検討頂きたく存じます。

京都大学卒業生・法学部
経済的理由で教育の機会が奪われてはいけません。学生・職員の声を聴いて知を創造する土台・環境を守る母校であって欲しいと思います。

京都大学卒業生・法学部
新型コロナウイルスで大変な思いをしている学生が多くいると思います。卒業生として、在籍する学生たちに学費の心配をせずに学んでほしいと思い、本運動に賛同致します。

京都大学学生・法科大学院
入学以来、家賃以外の費用をアルバイトや貯金等で賄ってきましたが、アルバイトはなくなり、貯金も限りがあります。新年度早々、オンライン授業の為の環境整備や新学期に向けての書籍購入でそれなりの支出がありました。安心して勉学に励めるよう、経済的な支援をお願いします。

京都大学卒業生・エネルギー科学研究科
苦しい状況ですが、大学は未来への投資です。足下ばかり見ず、大学の活動に投資する意思を持つ必要性があると感じました。よろしくお願いいたします。

京都大学学生・農学部森林科学科
4月1日になってからの授業延期方針転換に現れる今の大学当局のお粗末な対応は、学生自治を弾圧し、教授会の形骸化を推し進めた結果、現場の意見がボトムアップで反映されなくなくなった結果ではないか。
大学当局は、執行部理事少数で全学に関わる事項を強権的に決めるのではなく、学生や職員、教員それぞれの意見と真摯に向き合うべきだ。私たちに向き合え!高圧的に、一方的に「対策」したことにするのではなく、私たちが何に困っているか/何を必要としているか、きちんと聞け!

京都大学学生・工学部
 私が参加しようとしていたバイトは4月9日に中止になりました。現時点ではまだ生活費の余裕があっても、今後いつまで続くか分からないこの情況下では誰もが安心して学業に励むことができませんし、生活さえままならなくなることすらありえます。
 収入が無いことも不安材料ですが、出費が増えたこともまた大きな不安です。私は今月新しい下宿に引っ越したばかりなのですが、Wi-fiについては大学が供給するものを使用して、下宿では契約しない予定でした。しかし大学の施設が使用できなくなり、授業がオンラインに移行したことでやむを得ずWi-fiを契約し、モデムが届くまでの間買い切りSIMカードの購入もしなければなりませんでした。このように、急に通信環境を整えることになりそれに係る費用を支払う必要があった人もいます。
 大学の方々には、このような学生の状況も鑑みてよりよい方策を打ち立てていただけるとありがたいです。

京都大学卒業生・法学部
学問をする上で経済的側面は避けられない話題である。収入源を失った学生が苦境に立つことはすなわち学問が苦境に立つことである。大学も経営上の困難があることを承知の上で、大学のために学生は何をできるのか、学生のために大学は何をできるのかを公に問答し、願わくば双方が生き残れるための方策を見出して欲しい。
Kyoto University! Make us proud!
我々が京都大学出身であることを誇れるよう、最善を尽くされんことを!